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2008年12月17日
コロン
アメリカの大統領選挙は、お祭り騒ぎみたいですね。しかし、アメリカの大統領は、私たちの日常生活の様々なことについても、重要な決定を下す権限を持っています。他人事ではないと言うことですね。1958年5月、アルジェリアのフランス植民者(コロン)が、アルジェリアの独立運動に対抗するため、アルジェリア駐留軍と結託して本国政府に反旗を翻し、現地駐屯の落下傘連隊がコルシカ島を占領し、鎮圧に向かった共和国保安隊も到着後反乱軍に同調し、フランス本土に脅威を与え始めた。この緊急事態に、政府は軍部を抑えることのできる人物として隠居を宣言して執筆活動にいそしんでいたド・ゴールに出馬を要請し、ド・ゴールを首相に任命しました。ジャック・マシュ将軍やラウル・サラン将軍など駐留軍首脳部はこれを支持しました。ド・ゴールは、これを念願実現の好機として、直ちに、大統領に強権を与え議会の力を抑制する新憲法を立案し、これを国民投票に付しました。同年9月に行われた国民投票で圧倒的な賛成を得て新憲法が制定され、フランス第五共和政が成立、ド・ゴールはその初代大統領に就任しました。ド・ゴールは、以後1969年に退陣するまでの11年間、強権的とも言われた政権運営をもって内外政策を強力に推進することとなります。

